システムの運用・サポートに加え、時代に即したサービスの提供で
健康保険組合から長年の信用を勝ち取る

【サイオスグループ:チーム紹介#03】グループ内の多彩な部署やチームを紹介するシリーズ企画の第三弾。今回は株式会社キーポート・ソリューションズ(以下、KPS) ビジネス・イニシアティブ・ユニット内、社会・公共アウトソーシングチームをご紹介します。

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ニッチな業界に特化したサービスで、社の安定収入基盤を支える

ビジネス・イニシアティブ・ユニットの社会・公共アウトソーシングチーム(以下、SPT)では、健康保険組合へ専用業務システムと、その運用&サポートサービスを提供しています。その歴史は長く、1970年代から汎用機に始まり、独自システムの構築を経て、現在は専用パッケージシステムとそのカスタマイズ、加えて外付けシステムの構築で大規模総合健保1と取引があります。月締めの処理やレセプト(診療報酬明細書)の計算、保険料のチェック、納入告知書の出力などの業務を組合職員に代わって行い、加えて年次での厚生労働省への提出書類や調査報告資料の作成という業務も担っています。「取り扱う情報が、すべて被保険者さんの個人情報、特に疾病に関わる情報などは非常にセンシティブなものなので、その辺りは非常に気を遣いますね。住所や保険証番号、それに病歴や収入情報等も紐づいているので、万が一にも事故はあってはなりません。常に緊張感をもって業務に当たっています」と、運用担当の石川 恵美子が話します。

※1 総合健保:同業や同種の複数の事業所・企業によって組織された健康保険組合。

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国からのデジタルデータ活用要請にも、細やかに対応

医療費の増加による健康保険料の負荷拡大は、健保組合にとっても、国にとっても最重要課題です。解決策の一つとして、ジェネリック医薬品2への切り替えの推進がありますが、SPTではこのためのアウトソーシングサービスも担っています。「私は2017年まで、処方箋データと、ジェネリック医薬品データ、それに被保険者個人情報を組み合わせたデータベースを作り、総合健保や単一健保※3にジェネリック差額通知サービスを提供していました」と運用/ジェネリック担当の坂巻 良尚が振り返ります。
また現在、健保組合の6~7割が赤字経営と言われていることから効率的な運営のために、2015年度から厚生労働省より全健保組合に『データヘルス計画の作成と実施』が課せられました。これは、健康診断やレセプトなどの電子データを分析・活用して効率の良い保健事業の履行に役立ててくださいというものです。SPTでは、データヘルス計画のサポートサービスも提供しており、その一つが『重症化予防』のための受診勧奨サービスです。特定健診4の結果、数値が悪い生活習慣病のリスク保有者に、病院での診察を促す通知はがきを作成・送付します。「生活習慣病はサイレントキラーと呼ばれ、症状が出たときにはもう重症ということが多いのです。ただし、生活を見直すことで改善できる病気。被保険者さんが高額な医療費を負担するのを防ぐにも、大切なお知らせを担っているのだと自負しています」と、データヘルス/保健事業担当の小坂 一雄が、照れながらも胸を張る。
「システムの納入のみに留まらず、運用サポートまで行うのが、われわれのアドバンテージです。単一健保や、総合健保でも事業所単位となると職員数も限られ、またPC操作が苦手な年配の職員さんが多いのも事実。『データヘルス計画』も『重症化予防』も、個々の健保組合としては、何から手を付けてよいかわからない。そこで私たちに相談が持ちかけられるんですね。ITのお困り事は私たちでサポートしますという形で、仕事につながっています」と営業担当の桑畑 俊一は、説明します。
本来、健保組合は非常に有用で貴重なデータを保持していますが、それをなかなか生かし切れていないとも言います。「実際、ITとの親和性は高い業界だと思います。診療情報というビッグデータがあり、AIによる学習にも向いている、チャットボットから要再検査やジェネリックのアナウンスを出すことも、将来的には可能でしょうね」と、小坂が言い添えました。

※2 ジェネリック医薬品:特許が切れた新薬と同成分で同じ効用のある価格を抑えた『後発医薬品』のこと。
※3 単一健保:従業員700人以上の大企業体単体で組織された健康保険組合。
※4 特定健診:40歳から74歳のすべての被保険者・被扶養者を対象に実施される健康診査。メタボリックシンドロームの該当者および予備群を減少させるための特定保健指導を必要とする人を抽出するために行う。

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写真右より、データヘルス/保健事業担当の小坂 一雄、営業担当の桑畑 俊一、運用担当の石川 恵美子、
運用/ジェネリック担当の坂巻 良尚、チームリーダーの田辺 高行

アクティブなリーダーと、その周りを固めるベテラン勢

健康保険組合は公営の法人なので利益や成長をもとめるものではなく、求められるサービスを毎年スムーズに提供できれば良い、それが顧客の一番のニーズと言います。
「良く言えば安定しているのですが、最新のテクノロジーを求められないので、技術的チャレンジが少なく、開発会社であるわが社の若い社員にとっては物足りない部署かもしれません。なかなか若年層が居着いてくれない、そこが一番の悩みの種ですね。だからこそ今いるメンバーには感謝しているし、リーダーとして彼らを守らなければなりません」と、チームリーダーの田辺 高行は、熱く語ります。
メンバーにもチームのカラーを尋ねると、KPSの平均年齢を上げている集団かなと笑います。「他の部署は若い人材が多いですが、このチームは歴史も長く、取引相手の健保組合も年配者が多い業界なので、信用を得るためにも、必然とこうした陣容になるのかもしれませんね」と石川が分析すると、「私は30代なのですが、とても落ち着きます。むしろ同年代の人たちといるより居心地が良いですね。あまりテンション高いのには、ついていけないんですよ」と坂巻が、付け加えます。
リーダーの田辺について、メンバーは「非常に行動力のある人」と口をそろえます。「まったくジッとしていないんですよ。年がら年中どこかに行っています。つかまえるのが大変」と、桑畑が口火を切ると、「例えると、回遊魚ですね。動いていないと死んじゃうんです」と石川が受け止めます。坂巻は、「とてもエネルギッシュな人です。社長からも、田辺さんの行動力、実行力を見習えといつも言われていますね」と仰ぎ見ているようです。
チーム全体に漂う雰囲気には、取材側も自然と安心感を抱きました。やはり、日頃携わる業務が非常にミッションクリティカルなので、自ずと堅実さが現れるのでしょうか。KPSの基盤を支える"いぶし銀"チームです。

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