2022年度サイオスグループの事業戦略 お客様に価値を感じ続けてもらうサービス(SaaS)を育む

2021年12月8日、サイオスグループの事業戦略発表会がオンライン開催されました。本レポートでは2022年度における事業戦略の要旨を、サイオステクノロジー 上席執行役員SaaSビジネスストラテジストの瀧下浩がBtoB向けに開発・提供するSaaS事業の取り組みを中心に説明しました。

カルチャー2021年12月24日

専門領域や知見を掛け合わせるサービス開発

 コロナ禍を経験し、組織には突発的な危機的状況に直面した際の適応能力(レジリエンス)と、俊敏性(アジリティ)が必須であることが浮き彫りとなりました。それらを獲得するにはデジタル技術を活用したビジネスモデル変革(DX)が避けて通れません。サイオスグループではお客様のDXの実現を支援するSaaSソリューションの開発・提供に注力しています。
 たとえばリモートワークの支援という観点では、ID管理をクラウドで行いリモートからも仕事環境に安全にアクセスできるIDaaS「Gluegent Gate(グルージェントゲート)」、リモートでも申請業務が滞りなく行えるクラウド型ワークフロー「Gluegent Flow(グルージェントフロー)」といったGluegentシリーズを提供しています。
 また、リモート環境で働く社員の気持ちを可視化しやすくするモチベーション管理クラウド「Willysm(ウィリズム)」、さらにオフィスのフリーアドレス化の課題を解決する「Your Desk(ユアデスク)」などHRTech領域のSaaSを開発・提供しています。
「サイオステクノロジーの強みは、SaaSを通じて新しい価値を継続して提供できるサービス開発体制が整っていることです。2020年10月の会社統合を経て組織体制や人事制度の改革を進めるなか社内の協力体制が整いました。また長年培った専門分野の知見・会社として経験値も強みです。クラウドインフラ、アプリ開発、AIなどの新しい技術領域を得意とする専門チーム間の連携による相乗効果も現れてきました。BtoB SaaSで先行するGluegentシリーズで培われた経験が他のSaaS開発チームで共有され、SaaSビジネスにおける注力ポイントが明確になるなど開発スピードや品質、性能の向上をもたらしています」(瀧下)

特定業界向けの課題を解決するSaaSの提供へ 

 サイオステクノロジーは2021年7月の第2四半期決算説明会でSaaS事業の強化について発表しました。その投資強化の第一弾がGluegentシリーズです。
「クラウド型ワークフローのGluegent FlowおよびIDaaSのGluegent Gateも他社製品に比べて機能が豊富で、多拠点を擁するグローバル企業など大企業から中小企業まで利用いただいています。いずれも解約率が低いことが共通しており、長くご利用のお客様からSaaSを使いこなすための工夫などを私たちが学ばせてもらうことが多々あります」(瀧下)
 Gluegent FlowやGluegent Gateのように業界を問わず利用いただけるサービスを通じて企業のSaaS利用は一般的になってきました。一方で既存SaaSでは満たせない特定の業務や特定の業種業界において解決すべき課題がまだ多くあります。そうした課題を解決するためサイオステクノロジーでは現在、新たなサービスを開発中です。
「サブスクリプションサービスとして提供されるSaaSはお客様に価値を感じ続けていただくことが大切です。お客様との長い関係性の中でご要望をサービス開発に生かし、ご期待に添えるようなサービスをこれからも育てていきたいと考えております」と瀧下は述べました。

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