信念を持ち、堅実に改善を積み重ねることに徹する──サイオス 執行役員 籔中 雄介

【サイオスグループ役員インタビュー】多彩なサイオスグループの経営陣の人柄を通して、サイオスグループの魅力をお伝えします。今回は、2019年4月にサイオスの執行役員に就任した管理統括本部 財務経理部長の籔中 雄介を紹介します。

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M&Aや持株会社制移行を順調に成し遂げ、業務統一化が今の課題

籔中は、会計大学院を卒業後、電気機器製造業の大手老舗企業で5年ほど主計係を担当。その企業内では、管理職につくのは壮年期になってから。早いうちからマネジメント職に関わりたかったと、転職の経緯を明かす。
「私にとってマネジメントは、どちらかというと自信がない分野で、若いうちから任せてもらえる企業に移るほうがいいと考えるようになりました。また、大手企業では経理部門は細分化されており、もっと全体を見渡せる規模の会社の方が自分のやりがいにつながると思ったのです。そうした視点で若手のリーダー層を求めている企業を探し、サイオスに巡り会い、2013年3月に入社しました。」(以下、会話引用部分は籔中談)

籔中が入社して2~3年目に、サイオスはM&Aで株式会社キーポート・ソリューションズと、ProfitCube株式会社を子会社化。さらに数年後には持株会社制移行など、財務経理部門は大きな変革の時期を迎えていた。
「入社以降、非常にたくさんの経験を積ませてもらいました。前職で分社化は経験済みでしたが、買収は初めてのことでした。また、グループ全体の経理業務の統一は性急にやり方を押し付けても、うまく回りません。個々の会社の状況を見ながら、現場の声を聴きながら、効率の良い方法へ徐々に統一を図っています。あるべき理想を持ちながら、事業部門へのインパクトを最小限にとどめるため、探り探り進めるのは、少々骨の折れる日々でした。持株会社制になり1年以上経った現在は、うまく回っていて、とても安定している状態です。段階を踏んだプロセスで進めたことが良かったのだと思います。経営陣からも、早急に進めることではなく、堅実に統制が取れている状況を求められていると感じます。」

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サイオス 執行役員 管理統括本部 財務経理部長 籔中 雄介

守りに徹することなく、攻めの経理へ

「財務経理は、大きく『攻めの経理』と『守りの経理』に分けられると思います。『守りの経理』は、数字が正確なのは当たり前で、精度高く決算を締めること。個々のメンバーが能力を高め、体制を整えることが重要です。一方、『攻めの経理』は、管理会計を用いること。戦略を立てる理論ベースになるもので、会社状況を数値で『見える化』する役割を担います。特段新しいことを生み出す部門ではないですが、現場の人が現状把握しやすいもの、使いやすい数字を提供していく役回りです。」

30代という若さで執行役員に抜擢されたことに対しても、「正直、若手枠で選ばれたのでは」と苦笑する。
「社長をはじめとする経営陣が語る壮大な将来像も、社員は達成不可能な夢物語と思うかもしれませんが、それは一つの視点の提示なのです。例えば、売上何千億円という一見無理そうな数字でも、現実に掲げられないと、どうやってそれを達成するか考えもしないと思います。具体的なイメージの提示は、新しい発想に着手するきっかけになるのではないでしょうか。次のステップとして、もう一段成長するには、そうした視点も持ち合わせながら、経理部門として安定的なビジネスをしっかり管理することが役割と考えています。個人的には、今後一層組織が拡大していく中で、効率的にシェアードサービスを提供できる体制づくりが、最も期待されていることだと考えています。」と、自らの考えを話す。

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企業における財務経理部門の役割を語る籔中

常に改善を繰り返し、より良いサービスの提供へ

籔中へ仕事に対するこだわりや流儀を尋ねると、自責で考えることを意識していると、即答した。
「何もかも他人の所為ではなく、自分がやった結果と考えています。他責にすると、そこで思考停止になり、自分の成長につながりません。うまくいかない場合でも、自分なりに最善を尽くしたか、他の方法はなかったかなどと省みることで、失敗や実現不能だったことからも学ぶことができます。財務経理という部門は、派手なことはできませんが、細かな改善を積み重ねて継続していくことはでき、それが長い目で見れば、最大の効率化を実現するのです。自責という点で自分なりにできることはないかと、少しずつでも常に改善を繰り返しています。」

一方で、周囲に対しては、相談しやすい雰囲気を出すよう心がけていると言う。
「部署のメンバーには、あまり細かい方法論を逐一述べるよりも、その人の成長をどう促していくか、どう伝えたら、より伸びていくかを意識しています。経理の面白さをわかってもらえば、業務の細かいルールがなぜ必要なのか自ずと理解できると思います。経理部門で最も困ることは、問題を隠蔽されることですので、小さい情報が集まる環境づくりを意識しています。他部門や事業会社の方からも『こういうことできない?』という相談をよく受けます。相談しやすい雰囲気を作り、相談に明確に応えられる知識を培い、経理のこと、数字のことなら籔中に聞こうと頼りにされることが、私が提供できるサービスです。また、当たり前のことですが、提出期限などのスケジュールを守ることも大事ですね。そうしたことを地道に続け信頼を積み上げていけば、相談事も増えてくるといった好循環が生まれるでしょう。」と、穏やかにその信念を語った。


【籔中 雄介(Yabunaka Yusuke)'s Private Life 】
大阪府出身の1歳と2歳の娘をもつ2児の父。学生時代はボートに熱中し、競技を続けたくて、大学院に進んだと笑う。「こう見えて、体育会系なんですよ。社会人サークルもあるようですが、今は全く離れてしまい、時々後輩の応援に行くぐらいです。週末は、もっぱら子どもと公園に行ったり、動物園に行ったり。最近の趣味は子どもと遊ぶことですね。」と、終始笑顔が止まりませんでした。

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