特集:サイオスグループでの多様な働き方──#02出産を機に、完全在宅勤務へ

【働き方改革】社員が生き生きと働ける環境づくりに取り組むサイオスグループ。さまざまな背景を持った人たちが活躍できる企業でありたいと、積極的に時短勤務や産休・育休制度を採り入れ、さらにリモートワークの推奨にも努めています。実際に、それらの制度を活用している社員にメリットや課題を聞くシリーズ企画の第2回。今回は、子育てとキャリア継続を両立する女性のケースです。

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中国出身の夫婦が日本で子育て。支えは在宅勤務制度と周囲の思いやり

サイオステクノロジー第2事業部 技術1部 OSSサポート&サービスグループの何 敏欽(か びんきん)は、2018年1月の第1子出産をきっかけに、2018年4月から、在宅でのリモートワークを始めました。現在は、子ども部屋にと用意していた自宅の一室へ机を運び込み、子どもを保育園に預けながら、OSSのサポート業務に勤しんでいます。在宅勤務制度について、何は「とても感謝している」と繰り返します。

「私たち夫婦はともに中国人なので、お互いの両親や兄弟など、近くに頼れる親族がいません。また夫の仕事が非常に多忙で、数週間の長期にわたる出張も頻繁にあります。家にいるときは、夫はとても育児に協力的なのですが、家にいないときはどうしようもありません。もし私が通常勤務しか選べなかったら、出産・子育てなどできませんでした。時短勤務でも、通勤に往復で3時間以上かかるので難しく、仕事を辞めるしかなかったでしょう。保育園に預けていても、子どもがいれば家事は増えますし、保育園からの呼び出しがあると駆け付けなければなりません。そうした中で、仕事のキャリアをあきらめることなく、子育てもできる在宅勤務制度は、とても有難いと感じています」

在宅勤務のおかげで通勤時間も節約でき、これまでの経験を活かして子どもの近くで働ける、精神的にも体力的にも、余裕が生まれたと言います。それでも一時期、仕事と子育ての両立ができていないと、一人で落ち込んだときがありました。すると、グループリーダーやチームのメンバーがその様子に気が付き、「大丈夫ですか」「無理していないですか?」とメッセージを寄せてくれたと言います。「思いも寄らないことでしたが、心が温かくなりました。以前の上司も、私のことを気にかけてくれて。その時、私はとても恵まれているなと感じました」と、何は振り返ります。

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スマホからVideo会議システムへ接続してインタビューを受ける何

チーム力で課題解決。離れていても、心強いメンバーたち

在宅勤務へシフトしてから半年以上経つが、会議や勉強会などもリモートで完結していて、出社が必要な機会はほとんどないと言います。「先日役員に伴って、OSSフォーラムの国際イベントへ通訳として出かけましたが、久しぶりにスーツを着てヒールを履きましたね。在宅勤務をするようになって、服をあまり買わなくて節約できています。これもリモートワークのメリットですかね」と、何は明るく笑います。

部内のチームとのやり取りは、チャットアプリのSlackを利用。PCの起動と同時に、メールとSlackを立ち上げるほど、仕事に必須のツールだと言います。何の部署内ではSlackに多くのチャンネルを作っています。メールだと前置きや結びの挨拶などが必要ですが、Slackは用件だけで簡潔に済み、スタンプで微妙なニュアンスが伝わるのも便利だと何は話します。データの共有などには、会社の標準ツールであるGoogleドライブを使用していて、リモートワークのために、新たに取り入れたツールはないと言います。

何が関わるOSSの技術はまさに日進月歩なので、そのサポート業務は非常に専門性が高く、どうしてもチームの力が必要になる場合があります。新規の案件が発生すると、まず部内のSlackにそのスレッドを立てます。すると、メンバーからそれぞれコメントが寄せられ、課題の洗い出しやヒントの提示、「これは私が担当します」などのアサインがなされます。

「少しでも多くの意見や視点を取り入れて、やっとベストな回答が導き出せると考えています。いつもチームの知恵を集結して、取り組んでいます。みんな忙しくても、誰かしらがコメントをくれますし、私も力になれる部分は積極的に発言しています。オフィスと自宅で、空間的には離れていますが、一緒に仕事をしている感覚は心強く感じています。私の所属するグループでは、私を含めて現在3名がもっぱら在宅勤務をしています。他のメンバーも週1~2回、イレギュラーに在宅勤務をするので、それぞれの居場所で仕事をしながら、Slackでつながっているイメージですね」と、何は日頃の業務の様子を話します。

困りごとや不安は隠さずオープンに。周囲の協力を有難く受ける

在宅勤務をうまく続けるコツは、何事もオープンに、特に体調不良などを隠さないことだと、何は言います。

「空間的に離れているので、どうしても体調や気分の良し悪しは周りの人からするとわかりづらいです。それは率直に発信するべきです。我慢したり、隠したりする必要はありません。一人で抱え込んでも、いいことないですよ。Slackのスタンプで、今日の気分を表してもいいですよね。私自身も考え過ぎた時期もありましたが、リーダーのアドバイスで開き直りました(笑)。その方が仕事もプライベートもうまくいくと、気が付いたのです。周囲への早め早めの相談が功を奏します。また隣近所にも、私が在宅勤務をしていることを、なるべく話しています。すると、近くに在宅勤務をしているママさんが意外と多くいることがわかりました。『何をしている人なんだろう?』って不思議に思われたりしないためにも、今は在宅勤務しているんですってあらかじめ言っておく方が、面倒臭くないですよ」と、何は経験上アドバイスをします。

また在宅勤務ゆえに、「手を抜いているのでは」「楽をしているのでは」と思われていないか不安になり、仕事をがんばり過ぎてしまう傾向があるかもと言います。例えば、何が残業申請をすると、上司から「どれくらい時間が必要ですか?」「どうしても今日じゃないとだめですか?」などとフォローが入ると言います。

「ついついがんばりすぎちゃうので、そこは割り切って、明日で間に合うなら、残業はしないようにしています。また自分自身への課題というか、今後の目標としては、あまり自宅と保育園の往復だけでなく、もう少し外へ出る機会を作れるといいなと思いますね。上司からも、スキルアップのため外部のセミナーなどへの参加も勧められているので、ちょっと育児に余裕ができたら、考えていきたいです。あと運動不足とも言われたので、それも解消しないといけませんね」と、何は前向きに話しました。

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サイオステクノロジー第2事業部 技術1部 OSSサポート&サービスグループの何 敏欽

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