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SIOS Coatiの特長とメカニズムを開発者が解説 #jawsdays

2017年3月11日、JAWS-UGが主催する「JAWS DAYS 2017」がTOC五反田メッセで開催されました。サイオスのランチセッションでは、パブリッククラウドにおける運用管理の負荷を軽減する「SIOS Coati」の仕組みや開発エピソードをお伝えしました。

テクノロジー2017年3月16日

システム運用管理者がより高付加価値の業務にリソースを割ける

SIOS Coati(コーティー)は、パブリッククラウド上で運用されるアプリケーションの監視、復旧を強力にサポートすることを目指して開発されたクラウドサービスです。これまで人を介在させるより手立てがなかったアプリケーション障害への対応や原因調査の負荷を軽減し、より付加価値の高い業務に担当者が専念できる環境づくりを促します。

「SIOS Coati」では、パブリッククラウドの中でも、全世界で100万社以上の企業が利用するアマゾン ウェブ サービス(AWS)にコンピューティング性能を提供するAmazon Elastic Compute Cloud(以下、Amazon EC2)向けのサービスを2017年2月23日に開始しました。SIOS Coatiは、サーバー側へのエージェントのインストールが不要であり、Amazon EC2とのAPIを通じて提供される仕組みです。

・"More Uptime, Less Work!" を実現するSIOS Coatiについて詳しくはこちら

JAWS DAYS 2017のランチセッションに登壇したSIOS Coati開発チームの黒田将貴は、SIOS Coatiが監視対象のインスタンスの増減に自動で対応する振る舞いや、障害を検知してアプリケーションを自動復旧させる裏側のメカニズムについて説明しました。


SIOS Coatiを開発するスクラムチームの一員、サイオステクノロジー 第1事業部プロダクト開発1部ミドルウェア開発グループの黒田将貴

今なら10,000時間のフリートライアルが可能

「Coatiの機能群はプロダクトオーナーのもとで検討したユーザーストーリーをベースに、スクラムサイクルを回しながら具体化しました。検討した機能を実装する場面では、適材適所でAWSのサービスを有効活用し、開発リソースをコア領域に集中することで開発生産性を高めました」と黒田は振り返ります。

Coatiは現在、10,000時間のフリートライアルを行っています。使ったご感想やご要望はお気兼ねなくサイオスにフィードバックしてください。
SIOS Coatiは今後さらに、多様なクラウドサービスへの対応や機能拡充を視野に入れています。

「進化するCoatiを私たちと一緒に開発してくれるエンジニアをサイオスでは募集しています。PythonやAWS好きな方はぜひ声をかけてください」と黒田は呼びかけて講演を締めくくりました。

JAWS-UGのWebページ(http://jawsdays2017.jaws-ug.jp/archives/2286/)によると、この日、会場にはJAWS DAYS過去最高となる1,200名を超える来場者が訪れたそうです。

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