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サイオステクノロジー、ペット向けオーガニック専門ECサイト「ORGANIC STORY PET」正式オープン

ペットを取り巻く環境向上のため海外認証を取得したペット向けオーガニック商品販売

2020年11月 4日サイオステクノロジープレスルーム

 サイオス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、東京証券取引所 第二部:3744、以下、サイオス)の事業会社であるサイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、以下、サイオステクノロジー)は、2018年12月に立ち上げたオーガニック関連ECサイト「ORGANIC STORY」に続き、ペット向けオーガニック商品専門販売サイト「ORGANIC STORY PET」(https://www.or-st.jp/)の正式運営を開始します。本サイトは、世界のオーガニック認証機関*1で認定されたペット用オーガニック商品を専門に扱います。本サイトを通じて、ペットの健康作りとともにエシカル消費*2の認知向上および環境に配慮した持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

【背景】
 日本は「オーガニック後進国」と言われており、有機食品売上額(2018年)は1816億円、国民1人当たりの年間有機食品消費額(2018年)は1408円で、売上額第1位のアメリカならびに消費額第1位のスイスの4%にも満たない状況です*3。また、日本の有機農業の取り組み面積割合*4は全耕地面積の0.5%しかなく*5、単位面積当たりの農薬使用量はOECD加盟国の中で最大です*6
 このような状況に加え、農林水産省の有機JASとして管理されている日本のオーガニック認証はペット商品を認定対象外としています。そのため、日本の有機JAS認証を持つペット関連商品は存在しないということになります。家族同様のペットの健康管理を意識する風潮が高まるなかで、サイオステクノロジーはペットを取り巻く環境の改善に貢献するために「ORGANIC STORY PET」を立ち上げました。

【本サイトの運営目的と商品】
 世界の主要なオーガニック認証機関は、各基準に従って環境に配慮して生産/製造されたペット関連商品をオーガニック認証の対象としています。「ORGANIC STORY PET」は、ペット関連商品においても海外でオーガニック認証を取得した魅力ある商品と充実した情報を積極的に提供することで、より多くの人たちがペットの健康と環境にやさしいエシカル消費を意識し、その実践に取り組むことを支援します。人間・ペットに関わるあらゆるオーガニック商品を身近に感じ、日常に取り入れていくことで、すべての人が社会の持続性に貢献できるようになることが、本サイトの使命と考えています。

 まずは以下の4ブランドを皮切りに順次、取り扱い商品を拡充してまいります。
1) Natural core(ペットフード:ECOCERT/USDA認証)
 韓国最大手のペットフードメーカー。成犬、子犬、シニア犬用、肥満やアレルギー対策など幅広い商品群を持つ。フランスのオーガニック認証機関ECOCERTの認証を取得。海外市場でも積極展開しており、世界8ヶ国で受け入れられている。

2) canine Matrix(ペットサプリメント:USDA認証)
 霊芝、マイタケ、アガリクスなど100%オーガニックのキノコの粉末をブレンドしたペットの健康維持/免疫力強化等を図るサプリメントを展開。カリフォルニア州カールスバッドに本拠を置き、オーガニック認証機関による100%のオーガニック認定を受けている。

3) NAVAPET(ペットシャンプー:USDA認証)
 オーガニック認証を受けたハーブを使い、オイル等を一切使わないドライシャンプーや肉球ケア商品を展開。フロリダ州オーランドに本拠を置き、アメリカにおいてはウォルマートなど大手量販店で販売。

4) YARRAH(ペットフード:ユーロリーフ認証)
 オランダに本拠を置くEU最大のオーガニックペットフードメーカー。犬、猫向けともに豊富な商品ラインナップ。世界初のオーガニックペットフードを開発したことで知られる。

Natural core、canine Matrix、NAVAPETの商品は日本では初の販売となり、サイオステクノロジーが日本における独占販売権を保有しています。

【今後の展開】
 世界には、まだ日本で知られていない多くの良質なオーガニックペット関連商品があります。今後は、さらに新しい商品を見つけ出して日本で継続的に販売していきます。世界のオーガニック商品と触れ合う機会を提供し、より多くの人がペットを通じて私たちを取り巻く環境を考える契機となることが持続可能な社会の実現への必要なステップと考えています。

 サイオス株式会社 代表取締役社長 喜多伸夫は、次のように述べています。
「当社グループでは、『世界中の人々のために、不可能を可能に。』をミッションと定め、イノベーションによって人々の課題を解決し、より良い社会の実現に貢献することを経営の基本方針としています。私達の考えるより良い社会とは、『創造性あふれる社会』『心豊かな社会』『持続可能な社会』であり、『持続可能な社会』の実現のためには自然環境や社会に配慮し、消費と生産のバランスを保つことが重要と考えます。サイオステクノロジーの保有する技術力を生かしたオーガニック商品の販売を通じて『持続可能な社会』の実現に貢献してまいります」

 サイオステクノロジー株式会社 エシカル オーガニックコマース 事業統括/エグゼクティブマネジャー 植田厚は、次のように述べています。
「日本のオーガニックに対する取り組みや認知不足には、以前から課題を感じておりました。そのため、自ら『ORGANIC STORY』を立ち上げて、その理解や商品の普及に携わってきました。商品のみならず、情報提供サイト(ORGANIC STORY Readings https://www.or-st.net/)も立ち上げたことで、オーガニックへの理解の広がりも実感でき、また、販売量も昨年対比で300%を超える勢いで拡大しています。今後、さらにペット向けのオーガニック商品を拡充することで、人はもちろん、ペット、さらには、地球にやさしい社会を創っていきたいと考えています」

■植田厚 略歴
 アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)を経て、2000年にオンラインドラッグストア「ケンコーコム」の創立に関わる。副社長として、EC黎明期の発展に携わり、2004年6月マザーズ上場。その後、ドラッグラグ解消のための未承認薬輸入ビジネスや越境ECの先駆者として、アジアへの事業展開などを手掛ける。2018年3月より、本事業に参画。自称健康オタク。

*1 世界のオーガニック認証機関
USDA(米)、ユーロリーフ(EU)、ACO(豪)、ECOCERT(仏)等、日本の有機JAS規格と同等性を有する国の認証機関を指す。
制度に関する詳細情報は、農林水産省「有機食品の検査認証制度」
https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/yuuki.html
対象国に関する詳細情報は、農林水産省「JAS制度と同等の制度を有する国・地域(令和2年7月現在)」
https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/pdf/equiv_country.pdf

*2 エシカル消費
エシカルとは倫理的という意味で、社会や環境に配慮した消費行動のことをエシカル消費という

*3 出典:農林水産省「有機農業をめぐる事情(令和2年9月)」
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/attach/pdf/meguji-full.pdf

*4 有機農業の取り組み面積割合
有機JAS認証を取得していない農地(日本農林規格は満たす)を含む。

*5 単位面積当たりの農薬使用量
耕地面積当たりの換算農薬使用量。農業用地のみ(林野、公園、ゴルフ場等除く)。

*6 出典:国連食糧農業機関FAOSTAT「Pesticides indicators(2018年)」
http://www.fao.org/faostat/en/#data/EP

■サイオスについて
 サイオスは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェア、AI、クラウド、金融技術に卓越した強みを有するテクノロジー企業群を子会社に持つ東証二部上場の持株会社です。「世界中の人々のために、不可能を可能に。」をグループミッションに、イノベーションによって人々の課題を解決し、より良い社会の実現に貢献してまいります。
詳細情報は、http://www.sios.com をご覧ください。

■サイオステクノロジーについて
 サイオステクノロジーは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアの開発と利用を軸に、自社開発ソフトウェア製品の販売とサービスの提供を行っています。直近では、AI(人工知能)、クラウドコンピューティングの技術領域に注力し、次世代を支える新製品とサービスの提供を開始しています。これからも革新的なソフトウェア技術を追求し、世界のIT産業に影響力のある存在、「インフルエンサー」となって価値を創造し、社会の発展に貢献してまいります。
詳細情報は、https://sios.jp をご覧ください。

■お客様のお問い合わせ先(記事掲載の場合はこちらをご利用ください)
サイオステクノロジー株式会社
エシカル オーガニックコマース  担当:大田、小金森
TEL:03-6401-5121  Email:info-organicstory@sios.com

■報道関係者からのお問い合わせ先
サイオス株式会社
広報
TEL:03-6401-5120  Email:mktg@sios.com

株式会社井之上パブリックリレーションズ
サイオスグループ担当:大浦、妹尾、横田
TEL:03-5269-2301  Email:sios@inoue-pr.com

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