SUSE Linux Enterprise Plus FAQ

システム管理に関するFAQ-7

Q.

ReiserFS ファイルシステムのエラー修復とチェック方法を教えてください。

A.

reiserfsck コマンドを使用することでエラー修復やチェックを行うことができます。

■注意事項

  1. reiserfsck を実行する際は、ファイルシステムをアンマウントした状態で実施する必要があります。
    / (ルート) ファイルシステムが reiserfsck の対象である場合は、シングルユーザモードによる読み取り専用での mount か、レスキューモードで実行します。
  2. reiserfsck 実行におけるファイルシステム修復は完全ではありません。場合によっては被害が拡大し、ファイルシステムを壊す恐れがあります。
    reiserfsck 実行前にバックアップの取得を推奨します。

■reiserfsck コマンドオプション例

--check
デフォルトの動作。ファイルシステムの整合性をチェックしますが、破損データが発見されても修正は行いません。読み込みのみでマウントされたファイルシステムに対しても使うことができます。

--logfile
reiserfsck に対して壊れたデータに関する情報を標準エラー出力ではなく指定したログファイルに書き出すようにさせます。

--fix-fixable
--rebuild-tree オプションなしで修正できる壊れたデータを復旧します。通常このオプションが必要なのは、--check オプションで「--fix-fixable で修復可能な壊れたデータが見つかった (corruption that can be fixed with --fix-fixable)」と表示された場合になります。

--rebuild-tree
デバイス上に見つかったリーフノード (leaf nodes) を使って、ファイルシステムツリー全体を再構築します。通常このオプションが必要なのは、reiserfsck --check で「--rebuild-treeを付けて実行する必要がある (Running with --rebuild-tree is required)」と表示された場合になります。

* reiserfsck コマンドの詳細は、以下のオンラインドキュメントで確認できます。
REISERFSCK(8) (`man reiserfsck`)

■reiserfsck の使用例

  1. ファイルシステムの整合性をチェックする

    # reiserfsck --check --logfile <実行ログファイル名> <デバイス名>
    # echo $?

    reiserfsck --check の結果がステータス 0 で終了した場合は、エラーがなかったことを示しています。
  2. エラー修復1

    reiserfsck --check がステータス 1 で終了した (かつ、修正可能な壊れたデータがあることが報告された) 場合は、--fix-fixable オプションを使用します。

    # reiserfsck --fix-fixable --logfile <実行ログファイル名> <デバイス名>
  3. エラー修復2

    reiserfsck --check がステータス 2 で終了した (かつ、致命的な破損データがあることが報告された) 場合は、reiserfsck --rebuild-tree を実行する必要があります。

    # reiserfsck --rebuild-tree --logfile <実行ログファイル名> <デバイス名>

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