LVMを使用すると、複数のパーティション(物理ボリューム)を一つの仮想的なディスク(ボリュームグループ)にまとめて、そこに仮想的なパーティション(論理ボリューム)を作成する事ができます。LVMによりより柔軟に領域の管理が可能となります。
今回はSUSE Linux Enterprise Server 10 SP1のYaSTを使用したLVMの設定方法をご案内致します。
今回は二つの領域を作成します。作成した領域をマウントするために、事前にマウントポイントを作成します。以下のコマンドでマウントポイントとなるディレクトリを作成します。
# mkdir /mnt/diskA
# mkdir /mnt/diskB
今回は以下の 2つのディスクを使用します。
デバイス:/dev/sdb =2GB
デバイス:/dev/sdc =2GB
今回はディスク全てを使用します。ディスク全体が1つのパーティションとなるようにパーティションを切ります。
「システム」 → 「ディスクの分割」でYaSTを起動します。最初に警告が表示されますが、[はい(Y)]をクリックします。

[作成(C)]をクリックしディスクの選択画面を表示します。ディスクの一覧から “/dev/sdb” を選択し、[OK(O)]をクリックします。

次にパーティションタイプを設定します。デフォルトで “プライマリパーティション(P)” が選択されているので、そのまま[OK(O)]をクリックします。

次にフォーマットを指定します。“フォーマットしない(N)” を選択し、ファイルシステム ID は一覧から “0x8E Linux LVM” を選択します。ディスク全体を一つのパーティションにするため、サイズはデフォルトのまま、[OK(O)]をクリックします。

2-2 から 2-4 の手順で /dev/sdc へも同様にパーティションを作成します。

最後に[適用(A)]をクリックします。変更するかどうかを確認するダイアログが表示されるので、そこで[完了(F)]をクリックするとパーティションが設定されます。
