連載 徹底活用!SUSE Linux Enterprise Plus
YaSTで作る簡単!NFSサーバー構築

NFS は UNIX 系のシステムで利用されるネットワークファイルシステムです。UNIX系OSにおける標準的なネットワークファイルシステムとして利用されています。NFSを使うと離れた場所にあるコンピュータのファイルを、あたかも自分のコンピュータにあるファイルのように操作することができます。

今回は SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1のYaSTを使用したNFSサーバーの構築方法をご案内致します。

1. NFSサーバーの環境設定

YaST から「NFSサーバ」をクリックし、下記の通り各項目を設定してください。設定後、[完了]ボタンで先に進めます。

  • NFS サーバー → “開始” にチェックを入れます。
  • ファイアーウォール → “ファイアーウォールでポートを開く” にチェックを入れます。
  • NFSv4を有効にする → 今回の例ではNFSv4を使用しません。チェックボックスを無効にしてください。
  • GSSセキュリティを有効にする → kerberosは使用しないので、無効のままにします。

NFS1

2. エクスポートするディレクトリ

共有したいディレクトリを設定します。今回は /nfs を共有したいディレクトリとします。次にウィンドウの中心にある “ディレクトリの追加” を押して /nfs をエクスポートします。/nfsが存在しない場合は、ディレクトリを作成するか確認のウィンドウがポップアップします。

NFS2

[OK]ボタンを押すと、許可を行うホスト(ホストのワイルドカード)、NFSオプション(オプション)の設定を行うことができます。今回はデフォルトのままで先に進めてください。

NFS3

3. 設定の確認

YaST から「NFS クライアント」を起動します。

NFS4

次にウィンドウ下部にある[追加]ボタンを押します。

NFS5

  • NFSサーバのホスト名 → 今回は localhost からの接続になるので、localhost を指定します。
  • リモートファイルシステム → NFS サーバで設定した共有ディレクトリのパスを入力します。
  • マウントポイント(ローカル) → 先ほど作成したマウントポイント /mnt/nfs を入力します。
  • オプション → default のままで問題ありません。

“ファイヤーウォールでポートを開く” にチェックが入っていることを確認したら、[完了]ボタンを押して終了します。

NFS6

showmountコマンドで下記の出力を得ることができればNFSサーバの設定は成功です。

# showmou
*
127.0.0.1

最後に

さて、皆さん、本連載はどうでしたか?
いつも書かせていただいておりますが、「YaST」を利用すると、簡単にサーバー構築することが出来ます。

それでは、またまたお世話になるマウスを磨きつつ、次回を楽しみに待っていてくださいね!

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