SUSE Linux Enterpriseの特徴を挙げるとすれば、その一番手として説明されるのがGUIの設定ツール「YaST」です。
YaSTでは、ハードウェア、システム、セキュリティー、ネットワークなどと多岐にわたる設定が可能であり、使い方は簡単、分かりやすいインターフェイス、そしてインストール時やインストール後に素早くカスタマイズが出来ることで、多くの熱狂的なユーザーを獲得しています。
Linuxサーバーの設定は、細々と設定ファイルの書き換えを小難しいエディターを使用して行うものだというあなた!そして、Linuxサーバーの構築は不慣れで自信がないというあなた!ぜひ、世界で愛されるSUSE Linux Enterpriseの簡単Linux設定を体感してください!
第1回となる今回は、SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1(SLES10 SP1)を使用して、Xenによる準仮想化環境を構築します。もちろんYaSTを使えば、基本的に数回のマウスクリックだけで仮想化サーバー環境が構築できてしまいますので、Linuxコマンドに不慣れな初級ユーザーにも安心です。
今回はXen準仮想化マシンに SLES 10 SP1をインストールするという例を、画面図を用いて説明しますが、これさえ出来てしまえば、完全仮想化や他のOSを動作させることも簡単となります。
では、早速進めていきましょう!
SLES 10 SP1をデフォルトでインストールを行った場合、Xenがインストールされません。もし、Xenがインストールされていない場合はYaSTから「ハイパーバイザとツールのインストール」より、Xenのインストールを行います。

次に、“ブートローダ” で SLES 10 SP1をXen対応kernelで起動できるように設定します。図のように “XEN-SUSE Linux Enterprise Server...” を選択し、[デフォルトに設定]をクリックした後、[完了]ボタンをクリックしてください。

ブートローダの設定を行ったら、システムを再起動します。