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LifeKeeper for Windows

中小規模システムにも対応するLifeKeeper for Windowsが登場

Windowsでよく使われる機能に対応させたことによって、クラスタリングが浸透していないWindows搭載サーバへクラスタの導入を狙う戦略的な製品です。Linux版と基本機能に大きな差はないものの、ディザスタリカバリやバックアップなど、Windows版ならではの機能も用意されています。

中小規模システムでもHAクラスタ

Windowsサーバには、「Microsoft Clustering Services(MSCS)」というクラスタ機能があらかじめ搭載されています。ただし、これはEnterprise Edition以上の上位エディションに限られるものです。企業システムの中でも、特に中小規模の部門サーバに多用されているStandard Editionでは利用できません。そのため、Windowsサーバが稼働するシステムの多くはクラスタリング構成になっていません。

そこでお勧めしたいのが、LifeKeeper for Windowsです。MSCSが用意されていないStandard EditionやWeb Editionなどの下位エディションでも動作するのに加え、MSCSのようにアクティブとスタンバイのシステムをまったく同一にする必要もありません。さらには、ARKを導入することにより、各種サーバアプリケーションのクラスタ化もスクリプトレスで構築できるのです。

Windows版ならではの機能

LifeKeeper for Windowsの基本機能は、Linux版とほぼ同じです。また、最もニーズが高いデータレプリケーションとIISリカバリーキットを LifeKeeper Coreに統合してスイート製品として提供しています。

ディザスタリカバリに最適な非同期モードのデータレプリケーションに対応しており、狭帯域の通信回線にも対応した非同期データレプリケーションが可能であり、これを応用することで遠隔地のサイトにディザスタリカバリシステムを構築することができるのです。

LifeKeeper for Windowsによるディザスタリカバリシステムの構成例
図1 : LifeKeeper for Windowsによるディザスタリカバリシステムの構成例


  
LifeKeeper機能比較 for Linux for Windows
2ノード+共有ストレージ構成
SAN環境
NAS環境 ×
Data Replication(同期モード)
Data Replication(非同期モード)
Data Replicatoin単体稼働 ×
nノードサポート 32 32
Comm Pass TCP/TTY TCP/TTY/DISK
64bitCPU環境での動作 32bit互換/64bit 32bit互換のみ/64bit
GUIの日本語化 ×
マニュアルの日本語化 オプション 標準添付

図2 : Linux版とWindows版の相違点

V5.2でデータレプリケーションのパフォーマンスが大幅に向上

データ・レプリケーションにおいてネットワーク有効帯域幅の90%まで活用可能になり、大幅にパフォーマンスが向上しました。

10Mbpsの帯域幅のLAN環境のスループットでは、1.5倍高速化し、100Mbpsの帯域幅では約2.5倍もの高速化が実現されました。

LAN Throughput

また、WAN環境では、レイテンシ(データのリクエストがあってから実際に転送されるまでの遅延時間)にかかわらず、帯域幅の約90%のパフォーマンスを実現しています。レイテンシが85ミリ秒の場合にv5.0とv5.2を相対的に比較すると、T1(1.5Mbps)では約2.3倍、D3(45Mbps)では実に20倍近く高速化されたことになります。

45Mbps (D3) WAN環境のスループット 1.5Mbps (T1) WAN環境のスループット
45Mbps (D3) WAN環境のスループット
1.5Mbps (T1) WAN環境のスループット

V5.2Coreの新機能
  • データレプリケーションによる2台以上のクラスタ構成が可能になり、レプリケート・ボリュームのカスケーティングフェールオーバーが可能になりました。
データレプリケーションのスロットリング例

有効帯幅が広くなったことで、ミラー単位でアプリケーションごとに帯域を確保するなど、帯域幅を調整できるようになりました。
これにより、重要度、利用頻度などにより、アプリケーションに優先度を付けることが可能です。

データレプリケーションのスロットリング例

また、新しく追加されたDNS リカバリーキットは、プライマリーサーバのDNSのAレコードとPTRレコードに関するDNSサーバ中のエントリをフェイルオーバに同期して更新します。WAN環境でデータレプリケーションを使用してクラスタ構成した場合に、ネットワークセグメントの異なる環境において、サーバがフェイルオーバやスイッチオーバした時に クライアントがサーバに接続しなおすことなく、稼動しつづけることが可能となりました。
※ DNSサーバを保護するものではありません。

データレプリケーションのスロットリング例

サーバセレクトオンラインでLifeKeeper for Windows v5.2の機能が紹介されています。

サーバセレクト >> 「その1」

>> 「その2」

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