日本発の世界的ソフトウェア企業を目指して -2008年を飛躍に向けた基盤づくりの年に サイオステクノロジーは、オープンソースソフトウェア(OSS)にいち早く着目し、事業を展開してきました。 2008年度は、「オープン」「ウェブ」「コラボレーション」をキーワードとして、中長期的な成長をするための基盤を構築してまいります。改めて、喜多社長に事業展開と抱負を聞きました。
日本では、パーソナルコンピューターが出現して約30年、インターネットが普及しはじめて約15年、今やコンピューターは社会の中に深く浸透し、高価な 大型コンピューターを使わずともビジネスをシステム化する環境が整ってきました。その中で、誰でも無料で使える、LinuxというOSで動くサーバーを導入する企業が増えています。当社はそのような企業に対して、情報システムの保守サポート、営業管理、帳票作成などのソフトウェアの販売、システム構築などを提供し、2007年度には売上高58億を超える企業に成長してきました。
当社は2001年から、SteelEye Technology社のソフトウェア製品の日本国内販売を一手に引き受けてきました。これは、システムを自動的に監視し、システムダウンによる被害を最小限に抑えるソフトウェアで、欧・米・日で広く使われています。ただ、個別企業に適用したとき、ある程度手を加えなければならない状況も往々にしてあります。その際、別会社であると対応がスムーズに行かないことがあるわけです。買収によってこのような垣根がなくなり、より充実した事業展開が可能になりました。また、両社のもつ優秀な技術力のシナジー効果により、新たな製品の開発も視野に入れているだけでなく、SteelEye Technology社のもっている販売網を利用した、当社のグローバル展開の足掛かりとしても貢献しています。また、2006年以降、当社グループの経理体制の一本化など、グローバルオペレーションについても順次進めています。
そうですね。旧社名「テンアートニ」を気に入ってくださる方も多かったのですが、欧米では発音しにくい、ハイフンが入る社名は珍しく読みにくいなど、難点もありました。できれば世界の「ソニー」に匹敵するような社名にしたかったのです。「サイオス」と言えばそれだけで全世界に通じるブランドに育てていきたいと思っています。
オープンシステム基盤事業及びWebアプリケーション事業の2本柱による売上高90億という目標を掲げています。当然、その先の100億、200億も視野に収めて事業を拡大したいと考えていま す。そのための方策として、オープンソースの情報インフラビジネス、自社開発によるWebアプリケーションビジネスの充実を図っていく考えです。 また、Google社など、技術力をベースに新しいビジネスを開発して成長した業態・企業をモデルに、新たな事業展開も視野に入れています。
2008年度は、これらの目標実現に向け、さらに飛躍するための基盤づくりの年と位置づけて役員・社員一丸となって邁進してまいります。皆様におかれましては、今後ともより一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。