OSSワンストップソリューション導入事例 株式会社ドトールコーヒー 様

基幹システムをオープンソースで実現
信頼性/安全性の向上と大幅なコストダウンを達成

コーヒーを通して顧客に「やすらぎと活力」を届けているドトールコーヒー。
同社では、受発注から請求・入金確認までの業務を行う基幹システムを2005年にオフコンからオープンシステムへと移行したが、この度、保守期限が切れるのをきっかけに、さらなるコストダウンとシステムの見直しを図るべく、全面的な刷新を決意した。

そこで、システム構築から運用・保守までをワンストップで行うサイオステクノロジーの提案を採用。「Postgres Plus」など、オープンシステムの導入により初期導入コストを大幅に削減。実績豊富なサイオステクノロジーの支援でスムーズなシステム構築を実現した。

システム構成

[OS]
Red Hat Enterprise Linux v5.3

[DBサーバー]
Postgres Plus Advanced Server

[アプリケーションサーバー]
JBoss Enterprise Web Server
JBoss Enterprise Application Platform

[HAクラスター]
LifeKeeper for Linux 7

Company Information

導入目的

ライフサイクル管理の徹底と大幅なコスト削減

効果

約80%もの導入コスト削減と24時間365日の安定運用

会社名

株式会社ドトールコーヒー

設立

1962年4月

所在地

東京都渋谷区神南1-10-1

業種

飲食店

従業員数

約956名

システムの効率化を求め 基幹システムのオープン化を推進

 国内で1400店以上のコーヒーショップを展開するドトールコーヒーでは、自社で開発した基幹システム「ビーンズ」を利用して、商材の受発注から請求・入金確認までの業務を行ってきた。同システムは、1995年にAS400を基盤として導入され、2005年にオープンシステムとJavaによる全面的なリプレースを実施している。その経緯について、管理統括本部情報管理部システム課マネージャーの三上貴康氏は次のように振り返る。
 「基幹システムは24時間365日の稼働が求められます。システムが停止してしまうと、翌日には店舗に商品が届かなくなるので、ミッションクリティカルな性能は必須でした。しかし、2005年に構築したシステムは、ハードウェア基盤であるサーバーの保守期限が終了するという問題を抱えていました」

 ダウンサイジングの流れに合わせて2005年に構築したシステムは、オープンシステム化は実現していたものの、2003年に購入し、ハードウェア基盤として採用していたサンマイクロシステムズのサーバーの保守期限が迫っていた。また、リプレースを検討しはじめた段階で、ハードウェアをリプレースするにあたり、ミドルウェアやアプリケーションにも影響が出ることがわかった。  

「結果的には、基幹システムに関連するすべてのコンポーネントを見直して、再構築する必要があるとわかったのです」と三上氏は語る。

コストと柔軟性重視で グランドデザインを再計画

 基幹システムの再構築にあたって重視したポイントは、オープンシステムの採用によるライフサイクル管理の徹底と関連コストの削減といった柔軟性にあった。
 「システムの更新にあたっては、ライフサイクル管理の徹底が目的にありました。また、経営陣からも大幅にコストを削減するように求められていたことから、次期システムではオープンソースシステムを採用しようと検討していました。しかし、検討をはじめた2009年当初、「Postgres Plus」のサポートは、英語による対応だけだったので、少々不安を感じていたのです」と三上氏は当時の印象を語る。

同社のシステム更新計画は、2009年の初頭からスタートしていたが、「Postgres Plus」の不安なサポートを巡って足踏み状態が続いていた。そんな中、「Postgres Plus」の日本の一次代理店がサイオステクノロジー社へと変わった。 

  「実績豊富なサイオスが代理店になると聞き、日本語でのサポート対応という点も含めて、今まで感じていた心配はなくなりました。そこから本格的なリプレース作業がスタートしたのです」

オープンソースへの豊富な経験と 24時間のサポート体制に満足

株式会社ドトールコーヒー 管理統括本部 情報管理部 システム課 マネージャー 三上貴康氏

株式会社ドトールコーヒー
管理統括本部 情報管理部
システム課 マネージャー
三上貴康氏

 同社のシステム課ではサイオステクノロジーから「Postgres Plus」を導入し、旧ベンダーからのリプレースを実現した。これに加え、Webアプリケーションのプラットフォームとして「JBoss Enterprise Web Server」と「JBoss Enterprise Application Platform」を導入。また、OSSをメインとしたミッションクリティカルな基幹システムを安全に運用するため、さらに、HAクラスターソフトウェア「LifeKeeper for Linux」による冗長化構成も導入した。

この戦略的な投資こそがポイントであると三上氏は評価する。

 「オープンソースシステムの導入効果により、導入コストは約80%、ランニングでも40%削減されました。もちろん、すべてをオープンソースで行うのではなく、適材適所で商用システムも採用しています。
 例えば、システムの安定運用にかかわる重要な部分では「LifeKeeper for Linux」を採用しました。開発環境でもアプリケーションのジェネレーターを使うなど工夫していますが、ビジネスロジックは変えていません。
 サイオステクノロジーは、24時間サポート体制が充実していたこともあり、予定通りの期間でデータベースを含めた基幹システムの構築が実現できました。もちろん、コスト面から運用・保守までの経験や実績の面でも、高く評価しています。
 今後は、さらなるコスト削減とそういった信頼性のバランスを的確に評価しながら、最適なオープンソースの採用を推進していきたいと考えています」

 

システム構成図

システム構成図

※1 JBoss : JBoss Enterprise Web Server、 JBoss Enterprise Application Platform
※2 RHEL : Red Hat Enterprise Linux
※3 WAL Log Shipping : 待機状態による冗長化(Postgres Plusの機能)
※4 LifeKeeperのHAクラスター機能によりデータベース障害時にもシステムの継続稼動を実現

(PDF:472KB)

ページトップへ戻る

サイオステクノロジー株式会社

CopyrightcSIOS Technology, Inc. All Rights Reserved

プライバシーマーク