LifeKeeper 導入事例 株式会社アイアイジェイテクノロジー様

iiMailの安定稼動を支えるLifeKeeper for Linux

株式会社アイアイジェイテクノロジー(以下IIJ-Tech)は、日本のインターネットの黎明期から強力なリーダーシップを発揮し続けてきたIIJ(株式会社インターネットイニシアティブ)の卓越したネットワーク技術と先進性を継承し、国内最高レベルのネットワークインフラ、システム構築スキル、システム運用ノウハウなどを融合した革新的なITサービスを提供している。同社では、中堅企業から大企業を対象としたオープンソースベースのメールシステム「iiMail(イーメール)」の提供を開始し、その基盤にLinux 業界標準のHAクラスタリングソフトウェア「LifeKeeper(ライフキーパー)for Linux 」を採用した。

システム構成

[クラスター] LifeKeeper
[OS] Red Hat Enterprise Linux

Company Information

導入目的

導入企業での運用負担を軽減し、システム障害時の安全稼働実現のため

効果

運用負担のかからないシステムの柔軟性と高く信頼性を安価に実現

会社名

株式会社アイアイジェイテクノロジー

設立

1996年11月26日

資本金

2,358百万円

所在地

東京都千代田区神田神保町1-105
神保町三井ビルディング

従業員数

504名※(2007年4月1日現在) 
※連結ベースです。

事業内容

システムインテグレーション
システムアウトソーシング

IIJ-Techのナレッジとテクノロジーを集約化したiiMail(イーメール)

株式会社アイアイジェイテクノロジー
IBPS本部
インテグレーションサービス第二部
システムソリューショングループ
マネージャ
飯村 直弘氏

IBPS本部
インテグレーションサービス第二部 システムソリューショングループ
マネージャ  飯村 直弘氏

IIJ-Techは、IBPS(Integration & Business Platform Service)というコンセプトの元、「インテグレーション」と「サービス」の有機的な融合によりお客様に「最適」を提供する、リソース・オンデマンド型ITサービスを提供している。IBPSは、必要なときに必要な機能と容量をオンデマンドに提供するサービスで、一時的なシステム負荷の増減に迅速且つ柔軟に対応し、お客様のITコストの最適化を実現する。同社では、以前から、オープンソースをベースとしたメールシステムの構築やISP向けのメールソリューションを提供しており、その中で、iiMailを開発した背景について、飯村直弘氏は次のように話す。

「iiMailは、エンタープライズ向けのメールシステムパッケージです。 企業のメールシステムには、運用負荷、高額なライセンス費用、メール量の増加による障害の発生、さらにはシステム停止によるビジネスへの影響など、運用上の課題が数多くあります。そうした課題を解決し、情報システム部門がコア業務に集中できるようにするために、IIJ-Techがこれまでに培ってきたナレッジとテクノロジーを集約化し、中堅企業から大企業を対象としたオープンソースベースのメールシステムを開発しました」

iiMailの特長は、オープンソースベースのコストパフォーマンスに優れたメールシステムでありながら、パッケージ製品に匹敵する導入や運用の手軽さを実現している点にある。

「ライセンス費用などをはじめとしたコストパフォーマンスの面で、オープンソースによるメールシステムを導入したいと考えている企業は数多くあります。しかし、これまでのオープンソースによるメールシステム構築では、基本設計にはじまり、採用するソースのバージョン管理や既存の認証システムとの連携など、開発から運用に至るまで、専門的な知識や技術を必要としていました。そのため、稼動後もオープンソースに対する専門的な技能を持つエンジニアによる維持管理が必要で、運用負担になっていました。iiMailはこうした課題を解決します」と飯村氏は補足する。

 

オープンソースを熟知したIIJ-Techだから高可用性のためにLifeKeeperを選択する

IIJ-Techでは、iiMailの安定稼動のために推奨ソフトとして、LifeKeeperを選択し、パッケージタイプの一つとしてシステムに組み込む形で提供している。その採用に至るまでの経緯を飯村氏は振り返る。

「導入した企業での運用負担を軽減し、システムの障害時にも安定した稼動を実現するために、クラスタリング構成は必須の機能でした。企画を開始した2年前から、iiMailのシステムに最適なIAサーバーで利用できるクラスタリングソフトウェアをリサーチしていました。国内で利用できる数社の製品を比較検討し、コストパフォーマンスと導入実績の面から、LifeKeeperの採用を決めました」

IIJ-Techでは、iiMailの開発に着手する以前にも、LifeKeeperを社内のシステムで導入した経験があり、自社でパラメーターを開発できるスキルも備えていた。実際に、iiMailの製品化にあたっては、開発担当者がPostfixをはじめとした対象アプリケーションへの対応を行っている。

「比較した他社のクラスタリングソフトウェアは、コストが高いことや推奨のハードウェアのサポートがされてないことなど、導入の敷居が高かったため、当社が希望していたiiMailのサービス価格を実現できなかったのです。それに対して、LifeKeeperは安価にもかかわらず信頼性が高く、システムの柔軟性があり運用負荷がかからず、最適な選択だと判断しました」と飯村氏は評価する。

今後は、iiMailのさらなる普及を促進していくと同時に、メールサーバー以外のパッケージ化も推進していく考えだ。

LifeKeeperを使用したメールシステムの冗長化

LifeKeeperを使用したメールシステムの冗長化


(PDF:807KB)

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